今日、テレビでジャーナリストの鳥越俊太郎さんの癌手術の特集が
放送され、思わず見入ってしまいました。
鳥越さんは大腸癌が肺へ転移し、さらに肝臓に転移、
今回は肝臓の手術をされたそうです。
大腸癌は肺、肝臓に転移しやすく、転移は想定の範囲内だったようですが
4度にも及ぶ手術、心身ともに大変だったことと思います。
癌は全身、どこに転移するかわかりません。
肝臓の転移もあちこちに小さく転移したり、大きな血管を巻いたように
転移したりすると手術出来ない場合もあるそうですから
転移した肝臓癌の手術ができたということは、もしかしたら不幸中の幸い
だったのかもしれません。
鳥越さんは一人のジャーナリストとして、発病から転移、手術に至るまで
カメラを入れて、全てを記録されていました。その一つ一つを見ていると、癌患者はもちろん、病気になった人すべてが通る道のり・・発覚、告知、治療、手術、入院、社会復帰、そのすべてを垣間見た気がしました。
病室で採血を受ける鳥越さん、手術室で麻酔をされ、肝臓の一部を摘出される鳥越さん、術後、発熱し、点滴台を押しながら歩く鳥越さん・・・。
それを見ていると、一か月半前に入院、手術した自分のことがフラッシュバックされました。麻酔をされ、横向きになって大きく開腹され、肝臓までしっかり見えるその映像に、眠っている間の事とはいえ、自分もこうだったんだと客観的に自分の手術と重ね合わせてしまいました!
それが恐怖となってよみがえったという事ではなく
一か月半経った今では、すっかり元気になった自分がいて、そんな映像のような事が自分にあったこともすっかり忘れかけている自分がいるんです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが
人間って、辛いことやきついことをどんどん忘れて行ける生き物なんですね。
鳥越さんもこれからもまだ転移との恐怖と闘うわけですが
それよりもジャーナリストとして自分の経験を人に伝え
全て見せることで何かを感じ取ってもらいたいというジャーナリズムだったのでしょうね。
これから先、全ての人に起こりうる病気との闘いを
怖がらずに出来るだけ淡々とこなしていくことの大事さを教えられました。
淡々と。なかなかできることではありませんが
家族の支えがあり、まずは起きたことを受け入れることから始まるのかもしれません。
鳥越俊太郎さんが、今後回復され、これまで以上にジャーナリストとして活躍されることを心から願っています。
放送され、思わず見入ってしまいました。
鳥越さんは大腸癌が肺へ転移し、さらに肝臓に転移、
今回は肝臓の手術をされたそうです。
大腸癌は肺、肝臓に転移しやすく、転移は想定の範囲内だったようですが
4度にも及ぶ手術、心身ともに大変だったことと思います。
癌は全身、どこに転移するかわかりません。
肝臓の転移もあちこちに小さく転移したり、大きな血管を巻いたように
転移したりすると手術出来ない場合もあるそうですから
転移した肝臓癌の手術ができたということは、もしかしたら不幸中の幸い
だったのかもしれません。
鳥越さんは一人のジャーナリストとして、発病から転移、手術に至るまで
カメラを入れて、全てを記録されていました。その一つ一つを見ていると、癌患者はもちろん、病気になった人すべてが通る道のり・・発覚、告知、治療、手術、入院、社会復帰、そのすべてを垣間見た気がしました。
病室で採血を受ける鳥越さん、手術室で麻酔をされ、肝臓の一部を摘出される鳥越さん、術後、発熱し、点滴台を押しながら歩く鳥越さん・・・。
それを見ていると、一か月半前に入院、手術した自分のことがフラッシュバックされました。麻酔をされ、横向きになって大きく開腹され、肝臓までしっかり見えるその映像に、眠っている間の事とはいえ、自分もこうだったんだと客観的に自分の手術と重ね合わせてしまいました!
それが恐怖となってよみがえったという事ではなく
一か月半経った今では、すっかり元気になった自分がいて、そんな映像のような事が自分にあったこともすっかり忘れかけている自分がいるんです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが
人間って、辛いことやきついことをどんどん忘れて行ける生き物なんですね。
鳥越さんもこれからもまだ転移との恐怖と闘うわけですが
それよりもジャーナリストとして自分の経験を人に伝え
全て見せることで何かを感じ取ってもらいたいというジャーナリズムだったのでしょうね。
これから先、全ての人に起こりうる病気との闘いを
怖がらずに出来るだけ淡々とこなしていくことの大事さを教えられました。
淡々と。なかなかできることではありませんが
家族の支えがあり、まずは起きたことを受け入れることから始まるのかもしれません。
鳥越俊太郎さんが、今後回復され、これまで以上にジャーナリストとして活躍されることを心から願っています。